結論:キーカードは「ソフトをダウンロードする権利」が入ったカードだと思えばOK

Switch2のキーカードについて、一言でまとめるとこうです。

キーカードとは、ゲームのデータそのものが入っているカードではなく、「このゲームをダウンロードする権利」が書かれたカードです。

お店でソフトを買って帰っても、家でインターネットにつないでダウンロードしないとゲームが遊べません。これがキーカードの仕組みです。

「えっ、パッケージを買ったのにダウンロードが必要なの?」と戸惑う方は多いです。でも、理由がわかると納得できるはずです。この記事では、ゲームに詳しくない親御さんでもわかるように、キーカードの仕組みをひとつひとつ丁寧に説明します。


そもそも「パッケージ版」と「ダウンロード版」って何が違うの?

まずここから整理しましょう。Switch2のゲームソフトには、大きく分けて2種類の買い方があります。

  • パッケージ版(カード版):お店やネットショップで箱ごと買う。実際の「物」として買うものでゲームカードが同梱されている。見た目も従来のゲームソフトとまったく同じ

  • ダウンロード版:ニンテンドーeショップというオンラインストアから購入し、本体に直接ダウンロードする。

従来のSwitchでは、パッケージ版を買えばゲームカードにデータが入っていて、カードを差し込むだけで遊べました。

ところがSwitch2から登場した「キーカード」は、この従来のパッケージ版とは仕組みが大きく変わっています。


キーカードの仕組みをイメージしてみよう

キーカードをわかりやすく例えると、「映画の入場チケット」に近いイメージです。

チケットを買っても、映画館に行かなければ映画は見られませんよね。キーカードも同じで、カード(チケット)を手に入れても、インターネットにつないでデータをダウンロード(映画館に行く)しないとゲームは遊べません。

もう少し具体的に流れを説明すると、こうなります。

  • ① お店でキーカードのパッケージを購入する
  • ② 家に帰ってSwitch2をインターネットに接続する
  • ③ キーカードを本体に差し込む
  • ④ 自動的にダウンロードが始まる
  • ⑤ ダウンロード完了後、ゲームが遊べるようになる

ダウンロードが終わった後は、キーカードを差したままにしておく必要があります。カードを抜くとゲームが起動できなくなります。これは従来のゲームカードと同じ動作です。

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なぜパッケージなのにダウンロードが必要なの? 理由を正直に説明します

「データをカードに入れてくれればいいのに、なぜわざわざダウンロードさせるの?」という疑問は当然です。任天堂が公式に詳細な理由を説明しているわけではありませんが、業界全体の流れや技術的な背景から、主に以下の理由が考えられます。

理由①:ゲームのデータ容量が大きくなりすぎた

近年のゲームは映像や音声のクオリティが上がり、データの容量がどんどん大きくなっています。すべてのデータをカードに収めようとすると、大容量に対応したカードが必要になり、製造コストが大幅に上がります。その結果、ゲームの値段が今よりさらに高くなってしまいます。

ダウンロードで補完する仕組みにすることで、カードのコストを抑えつつ、大きなゲームも販売できるようになります。

理由②:お店に「物として並べる」ことに意味がある

ゲームをダウンロード版だけにすると、お店の店頭に並べることができません。パッケージがあることで、「プレゼントとして渡せる」「お店で見かけて衝動買いできる」「手に取って中身を確認できる」という体験が生まれます。

特に子どもへのプレゼントを考えている親御さんにとって、「物としてプレゼントできる」という体験は大切です。ダウンロードコードだけ印刷した紙を渡すより、パッケージのほうが喜ばれますよね。


親が気になるポイント、正直に答えます

インターネット環境がない家庭はどうなる?

これは正直に言います。キーカードのゲームは、インターネット環境がないとダウンロードできません。最初の1回だけでもインターネット接続が必要です。

自宅にWi-Fiがない場合は、スマートフォンのテザリング(スマホをルーター代わりにする機能)を使う方法もありますが、ゲームのデータ容量によってはギガ数をかなり消費しますので、何かしらWi-Fi接続を検討する必要がありますね。

Switch2を買ったら次に何が必要?見落としがちな必須アイテム全部まとめでも、インターネット環境が必要なサービスもまとめていますので参考にしてください。

ダウンロードにどれくらい時間がかかる?

ゲームのデータ容量や自宅のインターネット回線速度によって大きく変わります。小さなゲームなら数分、大きなゲームになると1時間以上かかることもあります。

キーカードの困った点の一つが「プレゼントでもらったのにすぐ遊べない」という点です。
お子さんにプレゼントした場合は遊べるまで少し時間がかかる事を早めに伝えるといたほうがよいでしょう。

本体のストレージ(保存容量)は大丈夫?

Switch2の内部ストレージは256GBです。従来のSwitchと比べると大幅に増えましたが、大容量のゲームを何本もダウンロードしていくと、いずれ容量が足りなくなる可能性はあります。

容量が足りなくなってきたら、microSDカードを追加することで容量を増やせます。Switch2にかかる費用、全部教えますの記事で、microSDカードを含めた追加費用についても解説していますので、あわせてご覧ください。

キーカードのゲームをやめたら、データはどうなる?

カードを抜けばゲームは起動できなくなりますが、本体にダウンロードされたデータ自体は残ります。また、カードを別の人に貸したり譲ったりすると、カードを持っている人がゲームを遊べるようになります。この点は従来のゲームカードと同じ扱いです。


従来のゲームカードとキーカード、どちらを選べばいい?

Switch2にはパッケージ版がすべてキーカードとうわけでなく、従来通りのゲームカード(データがカードに入っているもの)も存在します。タイトルによってどちらの形式で販売されるかが異なります。

どちらの形式で販売されるのかはメーカが決めるのでわれわれユーザは選ぶことができません。

大まかな傾向としては、任天堂は従来通りのゲームカード、それ以外のメーカから発売されるソフトはキーカードで販売されることが多いです。


実際にキーカードを使った場面をイメージしてみると…

たとえば、子どもの誕生日プレゼントにSwitch2のゲームをお店で買って帰ったとします。ラッピングして渡したら大喜び。箱を開けてSwitch2に差し込んだら…「ダウンロードが必要です」という画面が出た。

こういうシーンは十分に起こりえます。気づいたらダウンロードに1時間かかって、その間子どもはそわそわ待ちぼうけ、なんてことも。

こうした事態を防ぐために、購入したゲームのパッケージにキーカードと書かれているかどうかを事前に確認する習慣をつけておくと安心です。お店の店員さんに「これはキーカードですか?」と聞くのも全然アリです。


まとめ:キーカードは「仕組みを知れば怖くない」

まとめです。冒頭に書いたことをあらためて繰り返しますね。

キーカードとは、「ゲームをダウンロードする権利」が書かれたカードです。パッケージ(箱)を買っても、インターネットにつないでソフトをダウンロードしないとゲームは遊べません。

デメリットをまとめると、

  • インターネット環境が必須
  • ダウンロードに時間がかかる場合がある
  • 本体のストレージを使用する

ただ、これらは事前に知っていれば対処できることばかりです。仕組みを理解した上で購入すれば、トラブルはほとんど防げます。

Switch2の購入を検討している方は、Switch2、結局何が違うの?初代Switchから進化したポイントを親目線で解説や、Switch2にかかる費用、全部教えますもあわせて読んでおくと、購入後のイメージがよりつかみやすくなります。

「よくわからないまま買って失敗したくない」という気持ちはとてもよくわかります。こういった仕組みを事前に把握しておくことが、結果的に一番の失敗しない買い方につながります。