「Switchって、何歳から持たせていいんだろう」

子どもがゲームをやりたがりはじめると、まずここで迷いますよね。早すぎないか、目は大丈夫か、そもそも操作できるのか。気になることが一度に押し寄せてきて、なかなか答えが出ないと思います。

先に事実からお伝えすると、Switch本体そのものには、対象年齢が決められていません。年齢の区分があるのはソフトのほうで、本体には「何歳から」という線引きがないんです。

つまり何歳から持たせるかは、各家庭にゆだねられているということになります。そう言われても困ってしまいますよね。なので、この記事では我が家の実例をそのまま書いてみます。

我が家は4歳から遊ばせています。今のところ、この時期でよかったと感じています。買う前に心配していた「はまりすぎてしまうのでは」という不安も、結果としては杞憂でした。

ひとつだけ、よくある記事とは違うことをしています。時間のルールを決めませんでした。その理由と、代わりにやっていたことをお伝えします。

Switch本体に対象年齢はありません

まず前提を整理させてください。任天堂の公式サイトを見ても、本体に「何歳以上」という記載はありません。年齢の区分があるのは、あくまでソフトのほうです。

ソフトにはCERO(セロ)というレーティングがついています。パッケージの表面や、ダウンロード版の商品ページに書かれているマークです。

マーク対象年齢目安
A全年齢対象小さいお子さんでも内容の心配がありません。マリオやカービィなど、任天堂の主要なソフトの多くがここに入ります
B12才以上少し刺激のある表現が含まれます
C15才以上中学生以上を想定した内容です
D17才以上高校生以上を想定した内容です
Z18才以上18才未満には販売されません

※CEROは「表現の内容」の区分で、操作の難しさを表すものではありません。

小さいお子さんが遊ぶぶんには、CERO Aのソフトを選んでおけば内容の心配はいりません。

つまり、こういうことになります
本体は何歳で買っても問題ありません。気にするとしたら「どのソフトを遊ぶか」と「どう遊ぶか」のほうです。この記事では後者、つまり遊ばせ方のことを中心に書いていきます。

我が家は4歳から。ただし決めて始めたわけではありません

正直に書くと、我が家の場合は大層な判断があったわけではありません。

まず前提として、Switchは子どものために買ったものではありませんでした。私自身がゲーム好きで、自分が遊ぶために持っていた。それだけです。

それを子どもが横で見ていて、普通に触りたがった。だから触らせた。始まりはそれだけでした。「何歳から持たせるか」を前もって考えていたわけではありません。

同じような入り口のご家庭も多いのではないでしょうか
親がもともと持っていて、そこに子どもが手を伸ばす。この形で始まるご家庭は、けっこう多い気がしています。だとすると「何歳から買い与えるか」より、「触りたがったときにどう遊ばせるか」のほうが、考えておくと役に立つのかもしれません。

とはいえ、触らせると決めてからは遊ばせ方だけは決めました。そこはあとで詳しく書きます。

結果として、4歳から触らせたのはよかったと感じています。

心配していた「はまりすぎ」は杞憂でした

遊ばせる前に一番気になっていたのは、ゲームに熱中しすぎてしまわないかということでした。一度始めたら止まらなくなって、ほかのことが手につかなくなるのではないか。同じ不安を持つ親御さんは多いと思います。

結論から言うと、我が家ではこれは杞憂でした。4歳から遊んでいますが、ゲームに夢中になりすぎて生活が崩れる、ということは起きていません。

意外だったのは、動画のほうが長く見ていたことでした

比べてみて意外だったのが、ゲームより、iPadで見ていた動画のほうが長く続いていたことです。

理由を考えてみると、遊び方の形がずいぶん違っていました。

ゲーム(テレビモード)動画(タブレット)
操作コントローラーが必要画面をタッチするだけ
区切り1レース、1ステージという区切りが自然に入る見終わると次のサムネイルが並ぶ
大人の関与我が家では必ず大人が同席していた子どもが一人で操作できる状態だった

※どちらが良い悪いという話ではなく、続けやすさの形が違ったという話です。

分かれ目は「一人で、いくらでも続けられるかどうか」でした
動画そのものが良くない、という話ではありません。我が家の場合はタブレットを子どもが一人で操作できる状態にしていたので、自然と長くなったのだと思います。ゲームのほうは、たまたま大人が横にいて、区切りもつきやすかった。それだけの違いでした。

言いかえると、Switchでも渡し方によっては同じことが起きます。携帯モードで本体を渡して子ども部屋で一人にすれば、同じ形になってしまいますよね。ゲームだから安心、ということではないのだと思います。

4歳に、時間のルールは決めませんでした

ゲームの記事では、たいてい「ルールを決めましょう」と書かれています。我が家は決めませんでした。正確に言うと、決めようがありませんでした。

というのも、4歳の子には、まだ時間の感覚がなかったからです。

「30分だけね」と言っても、30分がどのくらいの長さなのか、この年齢ではまだピンときません。時計を見せても同じでした。本人が理解できない約束をしても、守れないのはしかたないよなと思った、というのが正直なところです。

代わりに決めたのは「環境」のほうでした

時間で区切れないなら、環境のほうを決めればいいかなと考えました。我が家でやっていたのは、この3つです。

決めたことなぜそうしたか
テレビモードで遊ぶ携帯モードにはしませんでした。本体を子どもに預けきりにせず、遊ぶ場所をリビングにしておくためです
遊んでいる間は大人が見ている一人にはしませんでした。何をどのくらい遊んでいるかが自然にわかりますし、声もかけやすくなります
1回は15〜30分くらい子どもに守らせるのではなく、大人のほうで切り上げていました。「ごはんだから終わりね」で足ります

※時間を計っていたわけではなく、だいたいこのくらいで区切っていた、という感覚です。

この3つは、どれも子どもに守らせるものではありません。親の側で決めて、親の側で回すものです。時間の感覚がまだない年齢だと、このほうが無理がなかったように思います。

ルールが要らない、という話ではありません
時間の約束が通じるようになったら、そのときに決めればいいのかなと思っています。小学校に入るころには「何時まで」が伝わるようになってきます。それまでは約束ではなく環境で調整する。順番の話だと感じています。

年齢別の目安

我が家の体験と、一般的な発達の目安をあわせて整理してみます。お子さんによって差が大きいところなので、参考程度にご覧いただければと思います。

年齢持たせ方の目安
3歳ごろコントローラーを握るのがまだ難しい年齢かもしれません。大人が全面的に付き添う前提なら、簡単なソフトから触れられます
4〜5歳我が家はここで始めました。テレビモード・大人が同席・1回15〜30分という形なら、無理はなかったです。時間のルールはまだ通じません
小学校低学年
(6〜8歳)
ひらがなが読めるようになって、遊べるソフトが一気に増えます。「何時まで」の約束が通じはじめるのもこのころだと思います
小学校中学年以上自分で考えて遊べるようになります。携帯モードを任せるなら、みまもり設定で時間の上限を決めておくと安心かもしれません

※文字が読めるかどうかで、遊べるソフトの幅がかなり変わります。

では最初の1本に何を選ぶか、という話になりますが、それだけで長くなるので別の記事にまとめています。我が家が実際に遊ばせたソフトを中心に紹介しています。

時間の約束が通じない年齢でも、設定でできることはあります

時間の約束ができない年齢でも、設定で先回りできる部分はあります。手間は数分なので、本体を用意したときに一緒にやっておくと楽かもしれません。

Switchには「みまもり設定」という機能があって、そのなかの「制限レベル」を選ぶだけで、年齢に合わないソフトが遊べないようになります。制限レベルは3段階です。

制限レベル制限されるソフト
幼児8才以上向けのソフトが遊べなくなります
小学生13才以上向けのソフトが遊べなくなります
中学・高校生17才以上向けのソフトが遊べなくなります

※Nintendo Switch 2・Nintendo Switch のどちらにも対応しています。

小さいお子さんなら「幼児」を選んでおけば十分だと思います。本体のHOMEメニューから「設定」→「みまもり設定」と進んで、暗証番号を決めれば終わりです。

スマートフォンのアプリを使うと、遊んだ時間の確認や時間の上限設定もできます。設定の手順はこちらにまとめました。

何歳から持たせるか迷ったときに、考えてみるとよさそうなこと

年齢そのものより、次の3つが用意できそうかで考えてみると、判断しやすくなるかもしれません。

  • 遊ぶ場所をリビングにできそうか。子ども部屋で一人になる形だと、年齢に関係なく切り上げにくくなります
  • 遊んでいる間、大人が近くにいられそうか。つきっきりでなくても、同じ部屋にいるだけで十分だと思います
  • 親のほうで切り上げられそうか。「ごはんだから終わりね」と言える生活のリズムがあるかどうかです

この3つがそろうなら、4歳でも早すぎることはなかったというのが我が家の実感です。

もし今は難しそうであれば、年齢が上がるのを待つというより、用意できるようになったときが始めどきくらいに考えてもいいのかなと思います。ご家庭の事情はそれぞれですから、無理に急ぐ必要はないですよね。

よくある質問

3歳でも遊べますか?

ソフトを選べば遊べます。ただコントローラーを握って狙ったボタンを押すという動作が、この年齢だとまだ難しいことが多いようです。大人が横について、一緒に操作してあげる前提で考えるとよいと思います。

我が家は4歳からでしたが、親戚の家では3歳から遊んでいます。その様子を見せてもらったうえで、3歳のお子さんに向いたソフトを別の記事にまとめました。

目が悪くなりませんか?

画面を近くで長く見続けるのは、ゲームに限らず気になるところですよね。テレビモードだと、自然に画面との距離が取れます。携帯モードは顔に近づきやすいので、小さいうちはテレビにつないで遊ぶほうが安心かなと思っています。

タブレットとゲーム、どちらから始めるのがいいですか?

どちらが良いということはないと思います。ただ我が家の場合は、タブレットは子どもが一人で操作できる状態にしていたので、結果的に長く続いてしまいました。

どちらを使うにしても、大人が近くにいるかどうか、区切りをつけやすいかどうかで過ごし方がずいぶん変わる、というのが実感です。

兄弟がいる場合、下の子は何歳から参加させられますか?

見ているだけの時期があってもいいと思います。上の子が遊ぶのを隣で見て、コントローラーを持ちたがったら渡すくらいのタイミングで十分ではないでしょうか。協力プレイができるソフトなら、操作が多少おぼつかなくても一緒に遊べます。

本体はSwitch2と初代Switch、どちらがいいですか?

これから新しく買うならSwitch2だと思います。初代Switch向けのソフトの多くはSwitch2でもそのまま遊べるので、選べるソフトの幅も広くなります。

まとめ:何歳からというより、どう遊ぶか

最後に整理させてください。

  • Switch本体そのものに対象年齢はありません。年齢の区分があるのはソフト側(CERO)です
  • 我が家は4歳からで、この時期でよかったと感じています
  • 心配していたはまりすぎは杞憂でした
  • 意外だったのは、動画のほうが長く続いていたこと。ただしこれは一人で操作できる状態にしていたからで、内容の良し悪しではありませんでした
  • 4歳には時間のルールを決めませんでした。まだ時間の感覚がなかったためです
  • 代わりにテレビモード・大人が同席・1回15〜30分という環境を決めました
  • 設定ではみまもり設定の「制限レベル」を「幼児」にしておけば十分だと思います

「何歳からか」という問いに、はっきりした答えを出すのは難しいなと感じています。ただ「どう遊ぶか」を先に決めておくと、年齢のほうはあとからついてくるというのが、我が家でやってみた実感です。

お子さんとの時間が、楽しいものになりますように。

なお本体を用意するとなると、本体代だけでは終わりません。ソフトやmicroSDカード、コントローラーの追加など、最初にいくらかかるかはこちらにまとめています。

ABOUT ME
sisolog
任天堂ゲームが好きで、ほぼ全シリーズをプレイしてきました。子どもと一緒にSwitch/Switch2で遊ぶ中で、「ゲームに詳しくない親御さん」が感じる不安や疑問をたくさん見聞きしてきたことがこのブログを始めたきっかけです。ゲームの魅力を一方的に語るのではなく、安全性・費用・年齢の目安など、親目線で知りたい情報を正直にお伝えすることを大切にしています。 これまでの記事一覧はこちら