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【Netflixドラマ】メシア 全話見てのネタバレ感想 真相はすべてシーズン2に丸投げ・・・

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2020年1月1日に配信が開始されたNetflixオリジナルドラマ「メシア」を見ました。

これは配信前からかなり楽しみにしてましてね。

なんで期待してたかというと、ツイッターなんかでも多くの方が言ってますが予告編が超面白そうなんですよ。

予告を見てからこりゃ面白そうな映画だなーと思って楽しみにしてたのですが、配信が開始されていざ見ようとしたら映画ではなくドラマでした。笑

このテーマで、ドラマだとゆったりした内容になりそうだなと思って見始めたのですが、その予想通りスローテンポなドラマでした。

期待しすぎたのがいけなかったのかもしれませんが、物凄く面白かったということでもなく普通に面白かった。といった感じです。

満足度は60点くらいですかね。

全10話を3日ほどで見終えたのでそこまでつまらなくもなかったんですよ。

だけど見終えても少しもやもやした気持ちが残りました。その理由がシーズン1だけでは何も物語は決着していないからなんですね・・・

真相はすべてシーズン2に丸投げの状態です。

海外ドラマなので覚悟はしていたのですが、いくらなんでも中途半端すぎる状態で終わってしまったので消化不良ぎみなんですよね。

具体的に見た感想を書いていきたいと思います。

それでは行ってみましょう!

「メシア」シーズン1 あらすじ

突如現れたカリスマ的人物が、民衆を駆り立て政情不安を引き起こす。その存在を危険視したCIA捜査官は正体を探り始めるが…

Netflix公式サイトより

「メシア」シーズン1 予告編

キャスト・原題・話数など作品情報

キャスト
ミシェル・モナハン
メディ・デビ
トメル・シスレー
ジョン・オーティス

原題
Messiah

話数
全10話

配信開始日
2020年1月1日

メシア シーズン1を見た感想

もしこの世界に神のような存在が現れたらどうなるのか

このドラマを見て初めに思ったのがシミュレーションドラマのようだなという事でした。

たとえば「シン・ゴジラ」では「もしも現在の日本にゴジラが現れたら」という状況をシミュレーションしたお話でした。

ゴジラという存在のみが虚構でそれ以外は震災が起きた当時の日本の状況を元に徹底的にリアル路線にしていましたよね。

このメシアもそのような感じでもしこの世界に神のような存在が現れたらどうなるのかということを描かれているなと感じました。

たった一人の男の出現によって宗教観だけでなく政治観などの現在の常識となっている価値観が崩れて世界が不安定な状態になっていくのが見どころです。

メシアはそんなに大したことはやってないんですけどね。

それくらい現在当たり前だと思っている価値観も大したことがないってことかもしれません。

メシアは救済者なのかペテン師なのか

このドラマでは劇中、メシアはさまざまな「奇跡」を起こします。

  • 撃たれた少年の傷に手をかざしたら治った
  • 公衆の面前で水の上を歩いた
  • 捕まっていた牢屋から消える

結論を言ってしまうとこれらの現象は本当に奇跡なのかそれともトリックなのか、最後まで答えは出されません。

ただ単に「これは奇跡だ!」と描くのではなくトリックである可能性もたくさん示されます。

きちんと仕掛けを仕込んでおけばトリックとして誤魔化すことができるかもしれない。

だけどもしかしたら本当の奇跡かもしれない。

作品の世界の人たちと同じように視聴者も見ながらどっちなんだろう?と考えながら見る事になります。

このあたりの見せ方が絶妙です。

人間は自分が信じたいと思ったものを信じます。

メシアが現れた時、あなたは信じるのか?

そんな問いかけをしているように見えます。

考える余白がある作品が私は好きなのでこのまま最後まで種明かしはしないでもらいたいと思っています。

手品やマジックと同じで答えがわからない方が良いこともあるんです。

多くの登場人物

ドラマは映画と比べると時間が長いためキャラクタを深く描くことができますよね。

メシアではさまざまな立場の人物が描かれます。

  • メシアの正体を追いかけるCIAの捜査官
  • ある奇跡をきっかけに一躍時の人となる牧師さんとその家族
  • イスラエルの難民
  • イスラエルでメシアを追いかける諜報員
  • 娘の難病をメシアに治してもらおうとする母親
  • アメリカの政治家たち

様々な立場の登場人物がメシアの登場によって価値観がゆらいでいく様が描かれていきます。

そしてメシアを信じる人、信じない人とで分かれていきます。

正直、この人のエピソードいるか?と思うところもありましたが、本筋に関係なくても様々な立場の人を描いていきたかったのかなと思いますね。

おそらくシーズン2では新しい立場のキャラクタも登場するでしょう。

予告を見ると派手な作品なのかなと思いますが、実際はこういったメシアを中心とした群像劇を楽しむのがこのドラマの正しい見方なのかなと思います。

メシアの話し方が苦手

メシアが会話をする時、相手はさまざまな質問をぶつけます。

  • あなたは神なのか
  • どこから来たのか
  • 何が目的なのか

しかしこれらの質問に対するメシアの答え方がいまいちはっきりしないのです。

普通に答えればいいのに、ぼんやりとした事をさも意味ありげに答えたり、質問してるのに質問で返したりと。

そういったやりとりを見ているうちに質問に質問で返すのはNGだぞ会社のビジネスマナー研修で習わなかったのか!!いたくなりましたね。

メシアのことを信じるか信じないかはその人の自由ですが、少なくとも私だったらこういう話し方をする人の事は信用しません。笑

まとめです

満足度は60点と書きましたが、感想を書いていくうちに意外と楽しんで見ていたことに気づきました。笑

シーズン2も配信されたらすぐに見ると思います。

とはいえこれを書いている時点ではシーズン2の制作はまだ発表されていません。

ただ、RottenTomatosなんかだと視聴者の評判が良いのでおそらく作られるでしょう。

ほんとに物語の途中でブツッと終わる感じなのでシーズン2が配信される少しまえに見るのが丁度いいかなと思いますね。

あと、個人的には3話目まで見て面白く感じなかったら見るのをやめてしまっていいかなと思います。

以上、おしまい。

 

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