映画にはいろいろなシリーズ物がありますが、それの中でも世界一有名な映画シリーズといえばおそらくスター・ウォーズになるでしょう。
このスター・ウォーズシリーズ、みなさん見たことありますでしょうか。
たぶんダース・ベイダーだとか、光る剣で戦うとか、金色のロボットが出てくる、といった事を知ってる人は多いと思いますが、スター・ウォーズをきちんとが見た事がある人って思った以上に少ないです。
私の周りでは見た事がない人が圧倒的多いですし、毎週のように映画館に行く習慣がある友人ですら見ていないという人がいます。
私は物心をつく前からビデオで録画したものを夢中になって見ていた、と親に言われたくらい映画の原体験がスター・ウォーズだったりするので、このような現状は少し寂しい気持ちになってしまいます。
そしてスター・ウォーズを見た事がない人と話をする時によく出るのが、
スター・ウォーズに興味はあるけど作品がたくさんあってどういう順番で見ればいいのかわからない
という話です。
そこで、この記事ではまだスター・ウォーズを見た事がない方へ向けて、
たくさんあるスター・ウォーズの映画を最短で楽しむ為に見る順番を紹介したいと思います。
なお、この記事を書いているのは2019年5月です。
これから12月にシリーズ最新作、エピソード9の公開が予定されていますので、そのエピソード9を劇場で楽しむ為にオススメの見る順番について書いてみます。
※本記事では見る順番についてのみまとめています。あらすじやストーリーの解説は書いておりませんので予めご了承ください。
ではいきなりですが、3つのオススメの見方を本数が少ない順に紹介します。
私がオススメする見方はこちらです。
エピソード9を劇場で楽しむ為にオススメの見方
オススメの見方1:エピソード7→8(最短、時間がない人向け)
オススメの見方2:エピソード4→5→6→7→8(一番オススメ!)
オススメの見方3:エピソード4→5→6→1→2→3→7→8(公開順)
ここから先はオススメの見方についてと、オススメしない見方についてそれぞれ説明してみたいと思います。
それでは行ってみましょう!!
目次
そもそもスター・ウォーズの映画ってどれだけあるの?
まず、オススメの見方の説明する前に少しだけスター・ウォーズの映画がどれだけあるのか、概要だけ説明させてください。
スター・ウォーズはもはや一つのジャンルとして成立するくらい映画、小説、ゲーム、アニメなど様々なメディアで展開されており、全ての作品に触れようとすると時間がいくらあっても足りません。
ここでは実写の映画のみに絞ってまとめます。
スター・ウォーズの実写映画を公開順に表にまとめるとこうなります。
公開年 | 作品名 |
1977年(日本は1978年) | エピソード4 新たなる希望 |
1980年 | エピソード5 帝国の逆襲 |
1983年 | エピソード6 ジェダイの帰還 |
1999年 | エピソード1 ファンントムメナス |
2002年 | エピソード2 クローンの攻撃 |
2005年 | エピソード3 シスの復讐 |
2015年 | エピソード7 フォースの覚醒 |
2016年 | スピンオフ ローグ・ワン |
2017年 | エピソード8 最後のジェダイ |
2018年 | スピンオフ ハン・ソロ |
2019年 | エピソード9 ライズ・オブ・スカイウォーカー |
なんともたくさんありますね・・・
ここで注目してもらいたいのがエピソード◯とついているタイトルの作品です。
これがメインの物語となるため、まずはこれらのエピソード◯の作品を見ていきましょう。
スピンオフはその名前のとおり外伝的な作品なので見ていなくても問題ありません。一通り見たあとでチェックすればOKです。
このエピソードの数字の順番に見ていくと時系列順に物語を追っていく事ができます。
どういうことかというとエピソード1が一番昔の物語という事です。
次のエピソード2、エピソード3、エピソード4と見ていけば時系列順に見ていくことができます。
そしたらエピソード1から見ていけばいいんだね、という発想になるかと思いますが、そこはちょっと待ってください。
このエピソード1から(時系列順に)見ていく方法は私はオススメしません。
ここでもう一度先ほどの表をみてください。
一番初めに公開された作品はエピソード4です。
そう、スターウォーズは途中の話から公開されているんです。
これがスター・ウォーズの見方をややこしくさせている原因です。
そしてスター・ウォーズは3つの三部作から成り立っています。
エピソード456の三部作、エピソード123の三部作、エピソード789の三部作といった順番で公開されています。
そういったこともあり、エピソード123のお話はエピソード456を知っているからこそ楽しめる作りになっています。
というかエピソード456を知らないと退屈に感じてしまう可能性が高いのでオススメしません。
実は私の友人もエピソード1から見て途中で見なくなってしまった人がいるんです・・・
そういった経験もあるので私はオススメしないようにしています。
少し長くなってしまいましたがスター・ウォーズの映画はこのような形で公開されてきました。
これらを踏まえてオススメの見方を説明していきたいと思います。
オススメの見方についての説明
オススメの見方1:エピソード7→8(最短、時間がない人向け)
まず最初の見方は2本だけ見る方法です。
見るのはエピソード7と8の2本だけ。
このエピソード7と8は2015年から始まった最新の三部作にあたります。
この三部作はここから新たに登場するキャラクター達が物語の中心となるので、この2本だけ見ておけばエピソード9を最低限楽しむ事が可能です。
最低限楽しめれば良い、という方や何本も見てる時間がない、という方はこの見方がオススメです。
とはいえ、私としては正直次の見方が一番オススメだったりします。
オススメの見方2:エピソード4→5→6→7→8(一番オススメ!)
私の一番のオススメはこの見方です。
見るのは全部で5本。少し本数が多くなります。
しかし、スター・ウォーズの花形は一番はじめに公開された三部作、エピソード456なんですよね。
ダース・ベイダーやヨーダ、小さい青いロボット(R2-D2)や金色のロボット(C-3PO)などいわゆるスター・ウォーズのアイコン的キャラクターや物語、音楽はすべてこの最初の三部作に詰まっています。
そしてこの最初の三部作の人物やキャラクターたちの多くはエピソード7、8にも登場します。特にエピソード7では物語のバトンを新しい主人公達に受け渡すような作りになっており、最初の三部作を知っている事で100%楽しめるように作られています。
以上から、最初に紹介したエピソード7から見る方法でも最低限楽しむことができますが、できれば最初の三部作から見る事をオススメします。
ちなみに、エピソード123を除外している理由ですが、エピソード7以降の最新の三部作ではエピソード123の事はほとんど物語に出てきません。
正直、エピソード123を見ていなくても全く影響がありません。
エピソード9を劇場で楽しむ、という視点で見た場合エピソード123は見なくても大丈夫です。
オススメの見方3:エピソード4→5→6→1→2→3→7→8(公開順)
次のオススメの見方は公開された順番に見る方法です。
多くのスター・ウォーズファンと同じ順番で見ることによって他のファンの追体験ができますし、公開順に見る事で映像の進化を楽しむこともできます。
とはいえ、この方法だと8本も見る事になるのでとても大変です。
一気に見てしまうとそれぞれのエピソードがごちゃごちゃになってしまうので一週間に1本見ていくなど少しずつ見ていくのがオススメです。
時間に余裕がある方は是非この順番で見てみてください。すべてのエピソードを見ていれば立派なスター・ウォーズファン、それもそこそこ熱心なファンになる事ができます。
一通り見終わったら残りのスピンオフを見ていくのが良いでしょう。
そしてキャラクタグッズが欲しくなるかもしれません。そこまで行ってしまったら完全にスター・ウォーズ沼に嵌まった事になります。
みんなと一緒にワクワクしながら最新作の公開を待ちましょう。
オススメしないNGな見方
次にオススメしない見方を2つ挙げておきます。
今回オススメした3つの見方とは違う見方をした場合でも、このオススメしない味方、注意点だけは守ってもらった方が結果楽しめると思いますので参考にしてみてください。
そのオススメしないNGな見方とはこちら。
NGな見方1:エピソード1から順番に見る
NGな見方2:エピソード8だけ見る、またはいきなりエピソード9から見る
NGな見方1:エピソード1から順番に見る
これは繰り返しになりますが、エピソード1から順番に見るのはオススメできません。
エピソード123の三部作は始めに公開されたエピソード456の三部作を見ている事が前提でつくられています。それだけでなくアクションシーンが全体的に少なく会話シーンが多いので退屈に感じる人も多いです。
最初にエピソード123を見て「なんだスター・ウォーズってこんなもんか」と思って続きのエピソードを見るのをやめてしまうのを一番懸念してます・・・
とはいえエピソード123はライトセーバーでの戦いがとてもスピーディが見応えがあるので,いつかは見ていただきたいですが優先度は低くて問題ありません。
エピソード456を見終えてスター・ウォーズの世界にある程度慣れたら見る事をオススメします。
NGな見方2:エピソード8だけ、またはいきなりエピソード9から見る
最新の三部作はエピソード789の3作品で構成されています。
そのため、エピソード8やエピソード9から見るということは話の途中から見る事になります。
エピソード8から見るのはなかなか厳しいものがあります。ハリーポッターシリーズをいきなり6作目から見るような感じです。
そのため、少なくともエピソード7から見ることをオススメします。
まとめ
スター・ウォーズは映画の世界の共通言語のようなものです。
アメリカの映画やドラマを見ているとあたり前のようにスター・ウォーズの事が例え話で出てきますからね。
スター・ウォーズを見ておけばそういった面でも見て損はありませんし理解力も深まります。
最後にもう一度オススメの見方を書いておきます。
オススメの見方1:エピソード7→8(最短、時間がない人向け)
オススメの見方2:エピソード4→5→6→7→8(一番オススメ!)
オススメの見方3:エピソード4→5→6→1→2→3→7→8(公開順)
どれだけ時間に余裕があるかでこの3つのどれかの順番で見てみてください。
この見方さえ間違えなければ最短で最新作に追いつく事ができますし、スター・ウォーズの話もする事ができるようになりますよ。
おしまい。