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【映画感想】「スカイスクレイパー」が新ジャンル「ダクトテープ映画」だった件

みなさま、映画観てますか?

「スカイクレイパー」観てきました。

これは頭をからっぽにして気軽に観られるアクション映画です。そういう映画の事を「ポップコーンムービー」なんて呼んだりしますね。

アクション映画ではあるのですが新たなジャンル「ダクトテープ映画」でもありました。

この映画を観た人であればこれがどういう意味なのかわかってもらえると思うのですが、観ていない方にはまったく意味がわからないと思います。

 

スタッフ、キャスト

監督・脚本
ローソン・マーシャル・サーバー

音楽
スティーブ・ジャブロンスキー

キャスト
ドウェイン・ジョンソン/ウィル・ソーヤー
ネーブ・キャンベル/サラ・ソーヤー
チン・ハン/ジャオ
ローランド・ムーラー/コレス・ボタ

上映時間102分

映画.comより

予告編はこちら

「スカイスクレイパー」感想(一部ネタバレ)

この映画は説明は一言で終わります。

「ドウェイン・ジョンソン主演で、ダイ・ハードとタワーリングインフェルノをやってみたよ!」という映画です。

スカイスクレイパー(skyscraper)とは「摩天楼」という意味で、そのまんま摩天楼を舞台にしたいアクション映画です。

「超高層ビルを舞台にテロリストと戦うアクション映画」です。こう聞くと多くの人が大傑作「ダイ・ハード」を思いだすかもしれません。

今作はそれだけでなく、その超高層ビルで火災も発生します。

「超高層ビルで火災」と聞くと今度は「タワーリングインフェルノ」を思い出す人が多いかもしれません。

これは「パシフィック・リム」「ジュラシックワールド」「ゴジラ」など映画小僧たちの心を掴んで話さない作品ばかりを作っているレジェンダリー・ピクチャーズという映画会社が作っています。

この会社は「俺たちが子供の頃に好きだった怪獣やロボット、ヒーローの映画をマジメ作ろうぜ」というスタンスで映画を作っているのでとにかく観てて楽しい作品ばかり作っています。

そんな会社が「ダイ・ハード」と「タワーリングインフェルノ」を合わせた作品を作るんですから面白くないわけがないです。というわけで結論としてはオススメです。

オススメなので早く観に行っちゃってください、という感じではあるのですが、以下みていて思った事をだらだらと書いてみたいと思います。

ストーリーや展開はツッコミどころ満載

舞台となるのは地上1000メートルもある「ザ・パール」という超高層ビルです。

そのビルの中の入っているホテルに主人公一家が滞在していたところへテロリストがやってきてさらには火事が起きてさあ大変!という展開です。ストーリーに矛盾はありますがサプライズやどんでん返しはありません。

まず冒頭10分でこのビルについての説明が行われます。

低層階は商業施設、中層は数十階分がビル内公園、上層階は居住施設、最上階はオーナーがいて最新技術を結集した特殊な部屋があるよ、と。

この説明を聞くだけで「あーそれぞれの場所であんな感じやこんな感じのアクションが展開していくんだおるなあ」と想像できるのですが、まあそのまんまなアクションが後で見られます。ここでは「このフロアではあとでこういうアクションをしますよーお楽しみにー」と事前説明を受けているような感覚です。

ストーリーもかなりツッコミどころ満載で数分に一回はヘンテコな場面、展開があります。そこを楽しむものではありますね。なのでマジメに観てしまうとあまり楽しめないかもしれません・・・

ドウェイン・ジョンソンはラッキーマン

主人公のドウェイン・ジョンソンは過去のとある事件の影響で義足です。

で、この義足にしたのもドウェイン・ジョンソンはそのままだと強すぎてドキドキ感がないからハンデとして導入された設定なのではないかと思われます。

そんな中々大変な運命の主人公なんですが、

足を失ってしまっても、テロに巻き込まれていても彼は自分の事をこう言います。

「俺は幸運な男だ」

「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンは「世界一不幸な刑事」と呼ばれている事へのわかりやすい逆オマージュではあるのですがこのストレートにポジティブなキャラクタは観ていて気持ちがいいです。

真の主役はダクトテープ!?

主人公はなぜかダクトテープ(粘着テープ)が大好きです。
怪我をしたときは傷口をダクトテープでぐるぐる巻きにして
「どんなものでもダクトテープがあれば直る」という独自の哲学を持っています。
また、ビルの外側を登る場面では手の甲にダクトテープを巻いて登っていきます。
「ミッションインポッシブル:ゴーストプロトコル」ではトム・クルーズが壁に吸い付く特殊な
手袋を着けていましたがそれと同じような感じです。
最強の男はダクトテープがあるだけで何でも解決できてしまうのですね。
ダクトテープがとても存在感があるので最早新たなジャンル、「ダクトテープ映画」として成立しているなと個人的に感じました。
もし続編があるならばさらにダクトテープ要素をさらに前面に出してもらいたいです。

同じアングルが多いのが少し残念

この映画は超高層ビルが舞台なのでほとんどが高い場所でのアクションシーンです。

その時に、いかに高くて危ないところにいるのか判らせる見せ方としてキャラクタを真上から撮る場面がかなり多かったのが気になりました。

全部で7,8回はあったような気がします。

3回目くらいからまたこの映像か、と思ってしまったのでもう少し見せたかを工夫してもらいたかったなと思いますね。

個人的にはこの手のアクション映画では話の矛盾はあまり気にしないのですがこういった点はついついきになってしまいます。

まとめ

とまあ色々書きましたが、はじめに書いた通りオススメなんです。
とはいえどういった人にオススメなのかというと予告編を見れば一発でわかりますが、テレビでOAされた時に実況が盛り上がる系の作品なので「コマンドー」や「バトルシップ」が好きな人はまず間違いなく嵌まる作品です。
逆にマジメな映画が好きな人にはあまりオススメできないかもしれません。
頭の中を空っぽにして観なければ楽しめな・・・いや頭の中を空っぽにして楽しめる作品なので。
映画は観たいけど、感動する映画や重たい映画は観たくない時ってありますよね。
なんか軽く一本観たいなあという時に最適な一本です。
そんな意味でとてもオススメの一本です。
おしまい。