映画

立川シネマシティが日本一すばらしい映画館である5つの理由

cinema

今回は私がこれまで行った映画館の中で一番好きな「立川シネマシティ」について書いてみたいと思います。

私は映画を観るのが好きなので色々な映画館に行きます。

そして以前調べてみたら東京都にある映画館には7割くらいは行った事がありました。

そんな私がこれまで行った映画館の中で一番好きなのが立川シネマシティです。

どのような映画館なのか一言でいいますとミニシアターのような映画愛を持ったシネコンです。

具体的にどのような事がすばらしいのか、箇条書きにすると

  • 会員制度がすばらしい(平日は1000円、土日祝でも1300円)
  • 音響がすばらしい
  • 上映作品が幅広くてすばらしい
  • 食べ物が美味しくてすばらしい
  • お客さん目線のサービスがすばらしい

といった感じです。

音響が良くて、幅広い作品が見られて、食べ物が美味しくて、サービスも良い。それなのにどこよりも安く映画が見られる映画館ということです。

要は最強です。笑

そんな立川シネマシティの魅力について、劇場がどこにあるのか簡単に紹介した後、上で挙げた項目についてそれぞれ書いていきたいと思います。

それではいってみましょう!!

そもそも立川シネマシティってどこにあるの?

立川シネマシティは名前にあるとおり東京都の立川市にあります。

最寄駅はJR中央線の立川駅で北口から歩いて数分のところにあります。

実は立川シネマシティ(以下「シネマシティ」と表記します)はシネマ・ワンとシネマ・ツーの2つの建物から成り立っています。

この2つの建物は隣接しているわけではなく200メートルほど離れています。

2つの建物に分かれている理由はシネマシティがオープンした当初(1994年)は現在の「シネマ・ワン」しかありませんでした。

その後2004年に「シネマ・ツー」が新たにオープンしました。

「シネマ・ワン」が旧館、「シネマ・ツー」が新館のようなイメージです。

シネマ・ワンの場所はこちら

シネマ・ツーの場所はこちら

建物が離れているため、事前にチケットを購入していて「シネマ・ワン」で上映されると思い込んでいて実際に行ってみたら「シネマ・ツー」で上映だった、という事が起きると少し困ります。笑

これは私自身経験があります。

しかもその時は劇場に着いたのが上映開始ぎりぎりでした。まあその時は200メートルダッシュしましたね・・・

なんとか間に合いましたが席に着いてから呼吸が整うまでしばらく時間がかかりました。

ちゃんと確認しなかった自分がいけないわけです・・・

では気を取り直して次から私のオススメしたい5つの点について書いていきます。

理由1  会員制度(シネマシティズン)がすばらしい!!

まず、シネマシティ独自の有料会員制度シネマシティズンがとにかくすばらしいです。

代表的な会員特典は以下のとおりです。

  1. 会員は平日1000円(土日祝1300円)で映画が観られる
  2. オンラインチケットが1日早く購入できる
  3. フードが割引される

会員は平日1000円(土日祝1300円)で映画が観られる

この「シネマシティズン」の最大のメリットは映画が安く観られる事です。

平日なら1000円、土日祝日でも1300円で観られます。

いやー安い。

とはいえこれは有料会員制度なので会員費が必要なんですけどね。

年会費は以下のとおりです。

半年 一年
一般 600円 1000円
24歳以下 100円

 

会員費は半年で600円、一年で1000円です。(24歳以下なら半年で100円)

入会すればその日から会員価格で観られるので平日に行って半年会員になればいきなり1600円で1本観られちゃいます。

大手のシネコンでも有料会員制度はありますが、その多くが「6本観たら1本無料」だとか1回観る毎にポイントが溜まって、そのポイントに応じて割引や無料鑑賞ができたりするシステムです。

シネマシティズンはポイント制度ではなくいつでも安く映画を観る事ができるようになっています。

大手のシネコンでは一般の料金が1900円するところもあります。

もし仮に平日に観たとすると差額は900円です。

映画1本観る料金で900円の差は非常に大きいです。

差額でパンフレットやらドリンク、フードやら買えてしまいますし、シネマシティだと平日なら2本観ても2000円ですからね。

ちなみにほとんどの映画館で毎月一日は1100円で観られますが、シネマシティも同じです。

そのためその月の一日が平日だと、毎月一日の割引サービスよりも会員料金の方が安くなるという現象が起きます。

会員はオンラインチケットが1日早く購入できる

シネマシティではオンラインでのチケットの予約購入は通常3日前から可能ですが、会員であれば4日前から購入可能です。

たった1日の違いなのですが、これが非常に重要な意味があります。

後述しますが、シネマシティでは新作だけでなくとてもバラエティ豊かな企画上映が行われており、イベントによっては数分で売り切れてしまう事も珍しくありません

なので会員でないと実質チケット争奪戦にも参加できない場合もあるんですね。

そしてこのオンラインチケットの素晴らしい点が

オンラインチケットは上映開始20分前までキャンセル可能

という事です。

なんとオンラインで購入したチケットをキャンセルする事ができます。

しかも上映開始20分前までキャンセルが可能というなんとも太っ腹なシステムです。

オンラインでチケットを購入するのは今や当たり前のことですが、

購入キャンセルできる映画館は私はシネマシティしか知りません。

20分前までキャンセルできるなら事前に席だけ確保して直前にキャンセルする人も出てくるでしょう。

直前キャンセルを可能にしてしまったら劇場側が損しかしないと思います。

それでもユーザーの利便性を優先してくれる、ほんとありがたいです。

ちなみにキャンセルされたチケットはそのまま空席扱いとなります。

そのため、数分で売り切れたイベントのチケットでも根気強く購入画面に張り付いていればゲットできる可能性があります。

フードが割引される

会員ではフードとドリンクのセットが100円引きで購入することができます。

注文時にチケットを見せたり、会員だと判るようなケータイの画面を見せると割り引いてくれます。

チケット代が安いのでその浮いたお金をフードにまわす人も多いと思いますがさらにそのフードも安くしてくれる、ありがたい事です。

理由2  音響がすばらしい

シネマシティはとても安く映画が観られますが、オススメしたい理由はそれだけではありません。

映画好きとして一番魅力的なのが音響施設です。

シネマシティでは「極上爆音上映」という形式の上映を毎日行なっています。

この「極上爆音上映」とはただ大きな音で上映するのではなく、音響のプロが作品毎に最も適した形に調整をして上映する事を指します。

その「極上爆音上映」を可能にする為に音響機器にこだわっており、メインスクリーンでは総額6000万円もするスピーカーが設置されています。

それらの機器は通常は音楽ライブなどで使われるもので通常映画館で使われるものではありません。

正直、頭おかしいです。(褒め言葉)

最高の機器を使い、音のプロが音響調整を行なった環境で爆音で観る映画はそれは他の劇場では体験することができません。

それらの機器を使った上映は映画の爆発音で空気が震えます。産毛が振動で揺れます。そして自分で出した音の振動でスピーカーが動しずつ動いてしまいます。

この「極上爆音上映」は映画ファンの間で話題となり、かつて「マッドマックス怒りのデスロード」や「ガールズアンドパンツァー」が上映されていた時はこのシネマシティは聖地のようになり、地方から映画を見に来るお客さんがいたほどでした。

ちなみにこの「極上爆音上映」は他の上映回と値段は一緒です。

会員であれば平日1000円です。

やっぱり頭おかしいです。

理由3  上映作品が幅広くてすばらしい

立川シネマシティで上映される作品はメインとなるのはもちろん新作映画です。

しかし、新作だけでなく常に何かしらの旧作の上映イベントを行っています。

一番メジャーなものだと往年のクラシック作品を朝10時に上映する午前十時の映画祭が行われていたりします。

上映するだけでなくその作品はかならず一番大きなメインスクリーンで上映されます。

たとえば、アベンジャーズや名探偵コナンといった大ヒット確実の作品が公開されたとしても「午前十時の映画祭」はメインスクリーンで「極上爆音上映」で上映してくれるという男気っぷりには感謝しかありません。

こういったところが映画ファンの気持ちをほんとよくわかっているなと思いますし、だからこそ映画館のファンになってしまうんですよね。

理由4  食べ物が美味しくてすばらしい

シネマシティは食べ物も他の劇場とは違った特徴があります。

2つある建物のうち「シネマ・ツー」には建物に入ってすぐのところにイタリアンのお店立川シネマカフェがあります。

そこでは石窯で焼いたピザを食べる事ができますそのピザが大きくもちもちでかなり美味しいです。

シネマ・ツーでは建物1階から全体が吹き抜けの形に作られているため映画館全体がピザの良い香りがするんですよね。

正直、私はピザだけ食べに行く事もあります。ピザって一人で食べられるお店があまりないんですよね。

一人でもピザを食べられる、という意味でも個人的に重宝しているお店です。

映画を見終えたあとに1時間ほどかけて感想をメモするようにしているのですが、このお店でピザを食べながら映画の余韻に浸りつつ、感想をまとめていく事が多いです。

また、上映する作品とコラボした商品が売り出されたりすることもあります。

ただ、これは残念な点ですがここのピザを劇場内に持っていく事はできません。

まあ、なかなか大きいサイズなので当たり前っちゃ当たり前ですね。

売店では劇場に持ち込めるフードも、もちろん売っています。

定番のポップコーン以外に、チュロス、ホットドッグ、フライドポテトなど割とメジャーどころのものが多いです。

そしてシネマシティズンのメンバであればドリンクとフードのセットであれば100円割引になります。

理由5  お客さん目線の細かいサービスがすばらしい

本編上映前の予告が短い

最近の映画館、特に大手のシネコンがそうですが映画本編が始まるまでが非常に長いです。
それも映画の予告編でなく、会員サービスの宣伝やスポンサーの宣伝など非常に退屈な映像を長い時間見せられます。
それがシネマシティでは3本ほど映画の予告編を流して即本編です
これはあえて映画予告編以外の映像は流さないというポリシーで行っているそうです。
※映画泥棒の映像は流れます

 

映画上映前に劇場スタッフの前説がある

シネマシティでは上映が始まる5分ほど前に劇場スタッフの方が前説を行います。

  • 上映する作品のタイトル
  • 携帯電話をオフにすること
  • 上映中は私語をしないこと

など注意事項を説明してくれます。

これも他の劇場ではあまりみかけない光景です。

このように事前に説明する事で上映前にマナーの映像を流す必要もなくなりますし、すぐに本編の上映が始められるので助かります。

オンラインチケットは上映開始20分前までキャンセル可能

繰り返しになりますが、オンライで購入したチケットは上映開始20分前まではいつでもキャンセルが可能です。

もちろんキャンセル料はかかりません。

まとめ

まとめます。

以上5つの理由を書いてみました。繰り返しになりますが

立川シネマシティはニアターのような映画愛に溢れたシネコンです

  1. 会員制度がすばらしい(平日は1000円、土日祝でも1300円)
  2. 音響がすばらしい
  3. 上映作品が幅広くてすばらしい
  4. 食べ物が美味しくてすばらしい
  5. お客さん目線のサービスがすばらしい

音響設備よし、食べもよし、サービスよし、そしてチケット代が安い。

オンラインチケットではムビチケが使えない、駐車場の割引額が少ない、など「あと一歩」な点もありますが正直私にとっては重箱の隅をつつくようなものです。

この記事を読まれて興味を持たれた方、以前から興味はあったけどまだ行った事がない方、みなさん是非一度行っていただきたい映画館です。