映画

3歳半で子どもが映画館デビューしました。体験を元に必要な準備・対策・反省点・心構えをまとめます。

小さな子どもをいつ頃から映画館に連れてっていいのか悩みますよね。

先日わたしの娘が3歳半で映画館デビューしました。

見たのは実写版「アラジン」です。

わたしは毎週のように映画館に通っているのでもはや生活の一部なのですが、3歳の子どもが一緒となるとなかなか大変でした。

我が家の場合、かなりバタバタしまして映画の中盤でトイレに行きたい、ポップコーンを食べたいと言いだし20分ほど席を立つことになり、席にもどってからもクライマックスから最後の15分は寝てしまいました・・・

もうドタバタです。笑

自分ではある程度対策や準備をして行ったつもりでしたが想定通りにはいかないですね・・・

そこでこの記事では我が家での体験談や反省点を踏まえつつ子どもが映画館デビューする時に必要な準備や心構えについてまとめてみたいと思います!

いろいろ細かいことを書いていきますが、映画館デビューで重要なのは一つです。

子どもが「映画館楽しい」「また映画館に行きたい!」と思ってもらえるかどうかです。

途中でトイレに行ったとか、最後まで見られなかったとか、何かトラブルがあったとしても子どもがまた映画館に行きたい!と思ってくれれば成功です。

そのためには保護者である大人は途中で席を立つ、全編見られないなどの事はあるていど覚悟しておいたほうがいいでしょう。

とはいえトラブルがないにこしたことはないので参考にしてみてください。

それではいってみましょう!

いきなり結論です

冒頭にも書きましたが子どもの映画館デビューは子どもが楽しかったと思ったら成功です。

大人が映画を見る場合、最後まで見て面白いか面白くないかを判断すると思いますが、子どもたちはそうではありあません。

自宅でDVDを見ている様子をみるとわかると思いますが、子どもは映画を全編見なくても楽しめます。

途中から見始めたり、途中で見るのを止めたりかなり適当に見ますよね。

だから映画館でも途中でトイレ行こうが、途中で見るのをやめて帰ろうが子どもは意外と楽しんでいます。

保護者目線で見るとせっかくお金払ったんだからちゃんと最後まで見たいと思うのが普通ですが映画館デビューの場合、主役は子どもですからね。

子どもが楽しむのが最優先なので少し残念ですが大人はガマンしましょう・・・

子どもが映画館デビューする為に事前に確認するポイント

そろそろ子どもを映画館に連れて行こうかな、と思った時にはまず以下の3つのポイントをクリアしているかを確認してみてください。

1.暗い場所は大丈夫か

2.大きな画面は大丈夫か

3.大きな音は大丈夫か

もし、まだこの3つがクリアできていない場合は映画館に行くのはもう少し待った方がいいかもしれません。

映画館はご存知の通り、暗くて大きな画面、大きな音がする場所です。

暗い場所、大きな音は子どもには怖く感じることがあります。

はじめに書いたとおり映画館デビューは子どもが「楽しかった!」と思ってもらうことが一番です。

いざ連れて行って「映画館は怖いところ」となってしまっては元も子もありませんから。

ちなみに我が家の場合は以下のような具合で問題なしと判断しました。

 

1.暗い場所は大丈夫か

⇨ディズニーランドのカリブの海賊で泣かなかった

2.大きな画面は大丈夫か

⇨ディズニーランドのスティッチエンカウンターを楽しんでた

3.大きな音は大丈夫か

⇨花火大会を見に行って怖がらなかった

 

この3点をクリアしたら実際に見に行く準備に進みましょう。

映画館デビューにオススメの作品、劇場はこれ

映画館デビューにオススメの作品

映画館デビューで何を見るのか、作品選びは非常に重要です。

まず、親の趣味で選ぶのではなく素直に子どもが見たがっている作品にしましょう。

できれば上映時間が短めの作品がオススメです。

子どもと映画館に行く時に一番キモとなるのは子どもの集中力が最後まで続くのか、です。

子どもが好きな以下のような作品はそういった事も考慮されて上映時間が短めに作られているのでオススメです。

オススメの作品は以下のとおりです。かっこの中は本記事を作成した時点で最新作の上映時間です。

映画館デビューにオススメの作品

・おかあさんといっしょ(70分)

・アンパンマン  (62分)

・プリキュア(70分)

・仮面ライダー(66分)  ※リュウソウジャー(32分)との同時上映

これらのなかで一番敷居が低いのは「おかあさんといっしょ」です。

 

映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険

 

なぜかというと劇場版の「おかあさんといっしょ」は子どもの映画館デビューを目的として作られているんです。

「おかあさんといっしょ」は以下の特徴があります。

劇場版「おかあさんといっしょ」の特徴

・上映中も照明は明るい

・しゃべったり騒いだりしてもOK

・子どもたちは歌ったり踊ったりしてOK

静かにしていなくていいのは保護者からしても大変助かります。

とはいえ「おかあさんといっしょ」でなくても上で挙げた作品はどれも同じくらいの長さなので子どもたちが好きな作品を見に行くのが一番だと思います。

ちなみにうちの子どもが最初に見たのは実写版「アラジン」でした。

あれ、本編だけで120分以上あるんですよね。

上映前の予告編も含めるとかなりの長丁場で途中で20分くらい外に出たり、クライマックスでは子供が寝てしまったりとバタバタでした・・・

本人が見たがったので行きましたが、3歳半の映画館デビューでいきなり2時間の映画は大変だったかなと反省しました。

映画館はショッピングモールにある劇場がオススメ

映画館はショッピングモールの中にある映画館がオススメです。

イオンモールやららぽーとの中にあるような映画館です。

なぜかというとお客さんがファミリー層が多く子どもが多いからです。

子どもが多いと上映中に少しグズってもお互いさま感があるので安心なんです。

上映作品も子ども向けの作品が多いですしね。

さらにショッピングモールであれば見終わった後の食事や買い物もついでにできますしかなりオススメです。

チケットを買うときのポイントは3つ

見る作品と劇場が決まったらチケットの手配です。

チケットを買うときは以下3つのポイントをおさえておくといいでしょう。

1.チケットはできれば当日に購入する

2.午前中の上映回にする

3.席は後方の通路側の同じ列を確保する(入り口の近くでなくてOK)

うちの子がそうなのですが、子どもは言ってる事がすぐに変わります。

映画のチケットはほとんどの劇場で購入後のキャンセルができません。

そのため、チケットは当日の朝に買うのが確実です。

(話題作や公開直後だとチケットが残っていない可能性もあるのでそういった場合は臨機応変でいきましょう)

そしてファミリー層が多い午前中(早めの時間帯)の上映回で見るのがオススメです。

座席ですが、トイレなどで途中で席を立つ可能性が高いので必ず通路側を確保しましょう。

入り口の近くが良いのでは、と考えるかたもいるかもしれませんが私は入り口の近くでなくてもいいと思っています。

入り口の近くって画面が結構近いんですよね。

席が通路側であればすぐに出られますから通路側の劇場後方の席をオススメします。

また、座席は同じ列、横並びで確保したほうがいいです。

大人が2人以上いる場合は大人で子ども挟んで座ると安心です。

映画館での行動編

上映前

映画館には遅くても上映開始の30分前には到着しておきましょう。

そしてパンフレットやフード/ドリンクなどの買い物はすべて上映前に済ませましょう。

劇場内の買い物で予想外に時間をとられる事があるので時間には余裕をもって行くのがいいと思います。

そしてもちろんトイレに行く事も忘れずに。

上映前にトイレに行っておいても上映中に行く可能性があります。

そのためスクリーンから一番近いトイレがどこにあるのか事前にチェックしておくと良いと思います。

上映中

上映中は子どもの集中力が続くのか、がポイントです。

ですが正直なところ小さい子はなかなか集中力は続かないです。

そのため、上映中は途中で席を立つのは当たり前だと思っておきましょう。

場合によって上映途中で帰ることになるかもしれません。

映画館デビューは子どもが楽しんで「また映画館に行きたい」と思わせることができれば成功です。

子どもは映画の全編を見ていなくても満足しますからね。

大人と楽しみ方が違う事を知っておき、子どものトラウマにさせない事を最優先にしましょう。

見終わった後

見終えたらたくさん映画の感想の話をしましょう。

終わったらそのまま帰るのではなくどこかでご飯を食べたりしながら話ができればより良いですね。

「映画を見る」という体験はただ映画館で映画を見るだけの事ではないんですよね。

映画を見る前の買い物や見た後の食事などの体験も含めて「映画を見る」という事なんです。

映画を見てそのあと美味しいものが食べられた、という楽しい経験ができれば自然と「また映画を見に行きたい」という気持ちが湧くはずです。

まとめです

子どもの映画館デビューについてまとめて書いてみました。

繰り返しになりますが、映画館デビューは子ども本人が楽しめれば成功です。

うちの娘の場合、途中で席を外したり寝ていたりして上映時間全体の3分の1見ていませんでした。

それでも本人は「楽しかった!また見たい!」と言い、具体的に見たい作品を挙げてきました。

保護者としては周りのお客さんへの迷惑を最小限に抑えつつ子ども本人が快適に楽しめるようサポートしていきましょう。

おしまい。