銀杏BOYZ

【ライブレポ】銀杏BOYZツアー2018 「GOD SAVES THE わーるど」初日公演に行ってきた

みなさま、ライブ行ってますか?

銀杏BOYZのツアー「GOD SAVES THE わーるど」の初日、Zepp DiverCity公演に行ってきました。

銀杏BOYZの正式メンバが峯田一人になってからのツアーは

2016年の「平和祈願ツアー2016」

2017年の「ロック好きの集まり」

に続き3本目になります。あまりライブやってないイメージがありましたがツアーは3年連続でやってる事になるんですね。

とはいえ銀杏BOYZとしては今年5月のフェス「VIVA LA ROCK」以来なので半年ぶりなんですね。今年の銀杏BOYZは峯田がドラマ「高嶺の花」に出演した影響か夏フェスにも出てないですからね。10曲以上やるがっつりライブは昨年10月の武道館以来でしょうか。とにかく久しぶりのライブでした。

今回はセットリストを元に覚えてる事をレポートを書いていきたいと思います。

ツアー「GOD SAVES THE わーるど」概要

今回のツアーは全4公演予定されています。

そして前回のツアー「ロック好きの集まり」に続きワンマンではなく各公演にゲストが出演します。

ツアー日程

2018/11/7 Zepp DiverCity
ゲスト:teto

2018/11/12 Zepp Nagoya
ゲスト:BiSH

2018/11/20 Zepp Osaka Bayside
ゲスト:台風クラブ

2018/11/30 SENDAI GIGS
ゲスト:SPARTA LOCALS

ツアーグッズ

Tシャツ、パーカーからトートバッグまでほとんどのグッズが写真がプリントされているものでした。最近はおしゃれ路線で普段使いできるようなグッズが多かったですが、今回はあまり気に入ったデザインのものがなかったので私はポスターのみ買いました。

Zepp DicerCity公演セットリスト

銀杏BOYZツアー2018「GOD SAVES THE わーるど」
2018/11/07  Zepp DiverCity セットリスト

1.星に願いを
2.若者たち
3.駆け抜けて性春
4.エンジェルベイビー
5.GOD SAVES THE わーるど(新曲、初披露)
6.骨
7.恋は永遠
8.夢で逢えたら
9.漂流教室
10.東京
11.光
12.NO FUTURE NO CRY
13.SEXTEEN
14.BABY BABY
15.僕たちは世界を変えることができない
EN.ぽあだむ

ライブレポート

ライブの開演は18時30分。

ゲストのtetoが約45分程演奏し、セット転換が約15分。

銀杏BOYZのライブは19時30分に始まります。

「半年ぶりのライブ。だいぶデートの待ち合わせに遅れました。GOD SEVES THE わーるど ツアーへようこそ!」

ステージに登場した峯田はそう言ってライブが始まります。

♪あの星の光が示すように 僕らの命がごうごうと燃えている

弾き語りで始まった1曲目はゴーイングステディ時代の曲「星に願いを」。今年2月の大森靖子との2マンライブで銀杏BOYZになってからはおそらく初めて歌われたこの曲。今回も演奏されました。

銀杏BOYZ版では歌詞が一部変わっています。

▪️ゴーイングステディ版
あの星の光が示すように 僕らの命がごうごうと燃えている
I see the light 輝きがやむことはない
歩んできた道に後悔はない 向かうべき道に希望が見える

▪️銀杏BOYZ版
あの星の光が示すように 僕らの命がごうごうと燃えている
アイシテル輝きがやむことはない
歩んできた道は後悔ばかり でも向かうべき道に希望が見える

今回のライブではここの歌詞の後半部分がさらに変わっていました(きちんと聞き取れませんでしたが”噛み砕いた悔しさが◯◯◯◯”と言ってたような)

当然のように大合唱になります。

そこから立て続けにライブの最初のブロックでは最早定番の「若者たち」「駆け抜けて性春」が演奏されます。ステージ前方はもちろんモッシュの嵐です。

この時におそらく最近峯田のファンになったと思われる比較的年齢が高そうな女性が何人もモッシュに巻き込まれ退場していく姿が見えました。もみくちゃくされてボロボロになって客席後方に避難していってました少しかわいそうでしたね。

MC

「自分の作った音楽が聴いてる人たちの避難場所のようにあるように、そんな気持ちで今日も歌います」という内容の話をしそのまま次の曲へ。

♪ロックンロールは世界を変えて 涙を抱きしめて

ここにしかない ここにしかない ここにしかない どこかへ

「エンジェルベイビー 」が終わった後再度MC。

「今日は昨年の武道館のライブDVD、デイドリーム祈りの発売日です」

「昔ユニコーンのNHKの特番やブルーハーツの夜のヒットスタジオのビデオVHSを擦り切れるくらい何回も見た」

「昔のビデオは見たいんだけど見るとテープが伸びて見られなくなっていったその時のような画質にした」

「今日のライブを本当に楽しみにしていた。その理由の一つが新曲を歌いたかったから」

「かつて2011年9・11のテロの時には駆け抜けて性春ができた。あなたがこの世界に生きてくれるなら死んでもかまわない、と歌った。それが2018年になってできた曲は、あなたを殺して僕もすぐに逝くよ、という曲だった」

初披露された曲はツアータイトルと同じ「GOD SAVES THE わーるど」

ライブ後、峯田のインスタに歌詞が載っていたので引用します

あなたを殺して、僕もすぐいくよ。ごめんね。
「GOD SAVES THE わーるど」

国道沿いのホテル。あなたの声はまるで、ブライアン・ウィルソンのメロディ。
「は?なにゆってんの?きしょい」って。上目遣いで笑って。
錆びた電信柱。ポケモンのキーホルダー。思い出せない、あの映画の名前。
街のあかりぜんぶが愛にぼやけている。

夢でも、嘘でも、まぼろしでも、ちっちゃくても。
僕らだけのファンタジー。炭酸ぬけのペプシ。
すべてのことが起こりますように。

ローソンの駐車場。0.5秒のキス。窓に集まる羽根虫たち。
もう世界のぜんぶが愛につつまれてる。

流れて、うねって、まざりあって、漂って。
僕らだけのファンタジー。炭酸ぬけのペプシ。
すべてのことが起こりますように。

小指と小指を、結んで赤い糸。
きれいだね。ふたりはひとつに。
あなたを殺して、僕もすぐいくよ。
ごめんね。ふたりをひとつに。

聖なる夜。願いをかけて。呪いをといて。
「GOD SAVES THE わーるど」

峯田のインスタグラムより

続いて「骨」「恋は永遠」が演奏された。

「恋は永遠」の前に「この会場に恋人同士で来てる人を呪います。恋は永遠」といかにも峯田らしい曲の紹介がありました。

MC

「これから歌うのは夢で逢えたらという曲。この前一日中家にいる日があった。その時に過去の曲について考えた。その時その時自分に嘘をつかないで曲を作った。夢で逢えたらは今の自分にはつくれない曲。今そのような曲を作ったら自分に嘘をつく事になる。しかしライブで歌う事で作った当時に戻って嘘をつかないで歌う事ができる。」

そんな話を聞いてから聴く「夢で逢えたら」はもちろん大盛り上がり。

続けて「漂流教室」「SEXTEEN」が演奏される。

MC

「ライブ前にインタビューをうけた。銀杏BOYZのお客さんは変わった人が多い印象がありますと言われて10年くらい前渋谷クワトロのライブが終わった後、出待ちのお客さんの中にセーラ服を来た女の子がいた。その子が街中、バリカンで自分の頭を剃りはじめた。そんなお客さんも生きてれば30才近くになっているはず」

「ネットでライブを見ることができるのにわざわざチケット買って電車乗って来てくれるのは嬉しい」

「ライブに行くと、ライブってこれだよな!と思ってるうちに気づいたら終わってて、前日くらいが一番わくわくして楽しくて、普段は外に出られなくても銀杏のライブだけは、と来てくれている人がいるかもしれない。いろんな人が来ている。そのいろんな人の気持ちをせおって潰されそうになる。だけど最近は背負わないで歌うようになっていった」

そんなMCの流れから次に歌われたのは「東京」

現体制になってからは初めて聴いた「東京」でした。

1番が終わるまでは峯田一人での弾き語り、2番からはバンド演奏という形でした。

間奏部分、かつてチン君が弾いていたギターソロはPちゃんが弾いていました。

Pちゃんは髪をばっさり切っていて綾野剛に似た感じになりかなりイケメンになっていました。

Pちゃんのギターソロもとても気持ちが入っていて見ていて引き込まれましたしとても素晴らしかった。

続けた演奏されたのは「光」

個人的に今一番ライブで見たいのが「光」です。

とにかく現体制の「光」は圧巻です。サポートメンバが本当に素晴らしい。

今回も見入ってしまうどころか素晴らしすぎて最後は歓声をあげてしまいました。

いまの銀杏BOYZのライブはこの曲を見るためだけでも行く価値があります。

「光」が終わり間髪いれずに「NO FUTURE NO CRY」が始まります。

ここでもサポートメンバの演奏が爆発します。

見ていると峯田が今のサポートメンバをどれくらい信頼しているのかがよくわかります。

MC

「BABY BABY」を作った時に初めてメンバに聴かせた時の話。

峯田が客席に背中を向け、サポートメンバの方を向きながら当時の様子を再現するように一人で弾き語りで「BABY BABY」を歌い始めます。

Bメロからベースの藤原寛さんのコーラスが加わり、サビからバンド演奏に変わります。

1回目のサビが終わった後、再度峯田が歌い始めます。

♪街はイルミネーション 君はイリュージョン

もう一度頭から歌い直します。この時サポートメンバが苦笑いしながらアイコンタクトしていたので峯田がアドリブで頭から歌い直したのでしょう。

会場にいるほとんどの人が聴きたい歌「BABY BABY」が演奏され会場は一つになりました。

本編最後は「僕たちは世界を変えることができない」でメンバが紹介され終了しました。

アンコール前、おなじみの「やるなら今しかねーべ!」のコールは起きていましたが、最近は「やるなら今しかねーぜ!」という人が多くなった気がします。

アンコールMC。

「今回のツアーは90分くらいですぱっと終わらせるつもりだったのにもう今の時点で2時間すぎちゃってる。これはこれからの反省点です。」

といった話をしてこの日最後の曲「ぽあだむ」だったのですが、ここで機材トラブル。

「ぽあだむ」のイントロ部分はバンド演奏ではなく音源を流して行くのですが、このイントロが流れない。

1分程待っても流れず最終的に「よし、生バンドでやろう!」と峯田がいい曲の初めからバンド演奏するというレアなバージョンになりました。

こういったトラブルがあると会場は盛り上がるわけで、結果的には大盛況でライブは終わっていきました。

まとめ

というわけでほとんど書きなぐりのような形でライブレポートを書いてみました。

基本的には自分のメモを見ながら書き、他の人のライブレポやツイッターなども見ながら記憶を補完していきました。

今回のライブはツアーの初日。セットリストだけみると昨年のツアーとそんなに変わっていないようにも見えますが、久しぶりの「東京」や新曲などもありなかなか新鮮な気持ちで見る事ができました。

この後ツアーで3公演終えた後、2019年1月15日には2回目の武道館公演が待っています。

今のサポートメンバが大好きなので、今度はどのようなライブが見られるのはとても楽しみです。