雑記

【ももクロ】「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」は全てのモノノフを殺しにくるミュージカルだった

もクロちゃんこと、ももいろクローバーZ初のミュージカル「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」を観てきました。

とてもすばらしい内容でしたし、モノノフの涙腺を殺しに来るミュージカルでした。

もう何回泣いたことか・・・

あらすじなども含めて簡単に感想を書いていきたいと思います。

それでは行ってみましょう!

「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」とは

「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が初めて挑戦するミュージカルです。

演出は「踊る大捜査線」や「PSYCHO-PASSサイコパス」で有名な本広克行監督です。

ももクロちゃんと本広監督は2015年に公開された「幕が上がる」という映画で初めてタッグを組みました。この映画ではもちろん本広さんが監督をしました。そして「幕が上がる」はその後、舞台にもなります。この時がももクロちゃんにとって初めての舞台、この時の演出も本広監督でした。

それから3年が経ち、ももクロちゃんと本広監督が次にタッグを組んだのがこのミュージカル「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」です。

結果、というか感想を一言で書いてしまいますと、

涙腺が壊れたかと思うくらい泣いたよ・・・

「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」の元ネタはパンクロックバンド「ラモーンズ」の楽曲である「Do You Wanna Dance」です。ミュージカルの中でもこの出演者が繰り返しこの曲を口ずさみます。

とにかく生で観てください、と言いたいところですがいまはDVDが出ていますのでこちらで絶対に観ていただきたいです。ももクロちゃんの事が好きな人ほど観ると泣けると思います。

以下、蛇足かもしれないですが一人のしがないモノノフとして鑑賞して感じた事、気づいた事をいくつかまとめて書いてみようと思います。

モノノフとして観た感想は?

曲中お客さんのコールがないのは新鮮

アイドルのライブでは曲中にお客さんのコール(掛け声)が入るのが普通です。お客さんが曲に参加する感じです。

このミュージカルでも、ももクロちゃんたちがライブでもお馴染みの曲をたくさん歌うのですが、コールが入りません。一応ミュージカルですからね。

私はこれを書いてる時点で7年くらいももクロちゃんを追いかけているのですが、この「ももクロちゃんの曲をコールがない状態で生で曲を聴く」というのは初めてだったかもしれません。なんだか違和感のような不思議な感じでした。

ただ、コールはないですけどペンライトはみんな持ってきて使っていましたね。

私は今回は「ミュージカルを観る」というスタンスで行ったのでペンライトも持たずに鑑賞することに集中しました。集中はしたのですが、やっぱりコールをしたくなっちゃうというか条件反射的にコールしそうになりそうでした。笑

ももクロちゃんの演技力は格段にあがっている

「幕が上がる」はもはや「前作」と呼んでしまっていいでしょう。その前作では多くの人が「これはアイドル映画ではない」と言って高く評価していました。しかし私は正直、諸手を挙げていい映画だった、とは思えませんでした。良かったけれどまだアイドル映画の範疇に入っているかなと感じていました。

「幕が上がる」はこの記事を書いている時点でアマゾンプライムビデオで観る事ができたので久しぶりに観直してみたのですが、やっぱり当時と同じ感想でした。

作品に対する感想は変わらなかったのですが、一つ気づいた事がありました。ももクロちゃんたちの演技が全然違うんですよ。数段レベルアップしている。これは誰が観ても明らかに全然違うとわかるレベルです。

たとえば漫画の「スラムダンク」って連載中にどんどん絵が上手くなっていって第一話と最終回とで全く絵が違うじゃないですが、それに近いです。

全員上手くなっているのですが特に凄いのが主役の夏菜子ちゃんですね。この3年の間に朝ドラ「べっぴんさん」の主要キャストを経験しているのがその理由なのはまず間違い無いでしょう。今回は観ていて安心感すら感じました。演技で全員を引っ張っていってるように見えました。

4回泣けるのはあの映画ではなくこのミュージカルだ(ネタバレあり)

そしてストーリーですが、はじめに書いた通り、泣きました。ええ。

事前に何も情報を入れないで観たのでかなりフラットな状態で観る事ができたのが良かったのかもしれません。以下、ざっくりとしたストーリーです。

ももクロちゃんたち4人は同じ高校の同級生で同じダンス部に所属しています。

ダンス部の大会決勝を翌日に控えた日4人は帰り道に交通事故に巻き込まれてしまい全員亡くなってしまいます。これがオープニングで「WE ARE BORN」が流れます。

曲が終わり夏菜子ちゃんが一人どこかわからない場所で気づいたのは死後の世界。他の3人はすでに別の人間に生まれ変わりもう二度と会うことはできないと告げられます。要は夏菜子ちゃんだけ成仏していない状態で、早いうちに成仏して生まれ変わらなければいけないのです。

生まれ変わったら今の記憶はなくなります。

この時点で最終的な結末はどうなるのか、多くの人が想像できてしまうと思うのですが、私はここでもう少しだけ泣けてきました。(1回目泣き)

その後、夏菜子ちゃんは成仏するのを拒み生まれ変わった他の3人の元へ行く事ができるとある道具を手に入れ3人の元へ順番に会いにいきます。またみんなで一緒にダンスをするために。

最初に会うのは詩織ちゃん。生まれ変わった詩織ちゃんは間も無く結婚を控えていました。

生まれ変わったばかりなのにもう結婚?時間軸はどうなってるんだ、と少し疑問がでました。

舞台ではウエディング姿の詩織ちゃんが「仏桑花」を歌いながら登場します。これがとにかく美しくて、私はここでも涙(2回目)

生まれ変わった3人に過去の記憶はありません。だから夏菜子ちゃんのことはみんな変人扱いします。ただ、亡くなる直前に練習していたダンスを夏菜子ちゃんが踊ると自然と踊る事ができてしまいます。

詩織ちゃんの後にあーりん、れにちゃんと会い4人が再開する事になります。

みんなでダンスを踊りたいと願う夏菜子ちゃんはとあるオーディションを受けよう、と提案します。

そのオーディションとはアイドルを選ぶためのものでした。なぜオーディションなのか、よくわからないまま、だけど全力でオーディションに臨む4人。そして最終試験にも合格して合格者8名で「HEAVEN」というアイドルグループとして活動していく事になります。ここで第一幕が終了。

なぜいきなりアイドルなのか。(「なぜ」がたくさん出てくる展開ですがすべてあとで説明がされます。)

休憩を挟み第二幕では「HEAVEN」の活躍を中心に描かれるのですが・・・

この「HEAVEN」の活動は観ている全員がそのまま「ももクロ」のこれまでの活動とオーバラップして観て行く事になります。

「HEAVEN」は地道に活動していき少しずつ人気が出てきます。しかし、一人、また一人とメンバが抜けていきます。

ここを観ているとその先に待っている展開も一つしかないわけです。その展開は言ってしまえばモノノフの弱点、トラウマみたいなものでして、そこを見事にえぐってくるわけです。これはずるい。そんなの泣くに決まってるんですよ。(3回目)

「HEAVEN」の話があり、その後、夏菜子ちゃん自身の話に移っていきます。死後の世界にはいつまでもいる事はできず、だんだんと魂が弱っていきます。弱っていても夏菜子ちゃんは生まれ変わる事を拒み、他の3人と一緒に「HEAVEN」でいる事を望みます。

しかし、楽しい時は永遠には続きません。そして最後にもう一度だけ4人で踊り、別れて生まれ変わる事を決断します。そして生まれ変わった夏菜子ちゃんは・・・(4回目の号泣)

まとめ

将来出るだろうDVDでもいいのでモノノフであれば絶対に観ておかないといけない作品です。

普段のライブとは違った音楽の楽しみ方もできますし、かなり近くで観る事もできました。新鮮な気持ちでももクロちゃんを観る事ができる貴重な機会でございました。おしまい。